浜松・伝馬町の東海道五十三次の1つ「浜松宿」(浜松市中区伝馬町)に10月26日、電池を動力源として走行する「エボルタロボット」が到着した。
浜松・アクトシティを背景に街中を走行するエボルタロボットとその一行
同企画は身長17センチの小型ロボット「エボルタロボット」が9月23日に東京・日本橋から京都・三条大橋までの東海道五十三次(500キロ)、53カ所の各宿を目標に走行する企画。同ロボットにはパナソニックの充電式電池「エボルタ」12本を搭載しており、日中使用した電池は夜間に繰り返し充電をして使用されている。開始当初から同じ電池を使用しているという。
日本橋を出発後、箱根などで幾度のトラブルに遭ったものの10月25日14時ごろに天竜川を通過して浜松に入った。同日は17時30分ごろまで走行し、翌26日6時30分に再スタートした。道中、出勤時間と重なったこともあり、多くのサラリーマンや学生がその様子を携帯カメラなどに収めた。その後、7時 45分ごろに29番目の目標である「浜松宿」に到着した。
一行は早々に次の「舞阪宿」に向かって出発し、最終目標である三条大橋には11月末ごろに到着予定だという。