「浜松シティマラソン」が開催される2月27日、発着地点となる浜松市四ツ池公園陸上競技場(浜松市中区上島6)で地元飲食店などが地産地消の食品を販売する。
リサイクル肥料を使って育てられた芋を使用した「遠州いも好プリン」
当日は、浜松の一般廃棄物収集運搬業「山本エコロジーサービス」(神田)が昨年1月から始めた「エコマイスター制度」の認定を受けた3社が出店する。ごみをリサイクルしてエコロジー活動を行っている飲食店を対象に認定している同制度には、昨年末までに80社が参加している。
三愛(北区三ヶ日)は三ヶ日の牛を使ったサンドイッチ「じゅん君の肉バカドック」(300円)を、ビスカ(三方原町)は生ごみから作られた肥料で育てられたジャガイモを使った「たくみんの芋ポタージュ」(150円)を、コスモグリーン研究事業部(南区堤)はサツマイモを使った「遠州いも好プリン」(200円)を、それぞれ販売する。
併せて、エコマイスター制度の普及を目的にデザインを募集し、全国から寄せられた150通以上の応募案の中から選ばれたキャラクター「えこまいくまー」の発表も行う。同キャラクターの着ぐるみは、シティマラソンにも参加を予定。
山本エコロジーサービスの平川知行社長は「今回、新たなエコマイスターの方とともに地域の環境活動をPRし、地元地域の繁栄につなげられないかと考えた。当制度を通じてつながったエコマイスターのリサイクルへの取り組みを支援し、その結果としてエコマイスター方たちの商売繁盛につなげられれば」と話す。