浜松・大柳の洋食レストラン「HANBURG & CAFEニューヨーク」(浜松市南区大柳、TEL 053-425-4225)が2月26日、季節限定の新メニュー「三ヶ日みかんバーグ」(714円)の提供を始めた。
メニューを企画したのは、ハンバーグを通したまちおこしとハンバーグ文化の発展を目指して活動する任意団体「食べよう!ハンバーグの会」。同会浜松支部となる洋食レストラン「ニューヨーク」の協力を得て今回開発した。
同会広報担当の田形友幸さんは「『静岡らしさ』を県内外にアピールする食材として三ヶ日ミカンを思いつき、同店に企画を持ち込んだ。当初はブランデーやリキュールを使った洋風のオレンジソースを考えていたが、親しみやすさも踏まえ、同店の看板でもある塩だれとの融合を目指して、ミカンペーストを使うことにした」と話す。
合いびきハンバーグには三ヶ日ミカンペースを練り込み、ソースは同ペーストと塩ダレをブレンド。ミカンペーストを使うことで甘みを控え、風味を重視して、独特の食感とほんのりとした爽やかな後味に仕上げた。ハンバーグの上には揚げたミカンの皮とスライスした生の皮をトッピング。
田形さんは「鮮やかなオレンジソースは、見た目はもちろん味もインパクト大。ミカンの爽やかな酸味と塩だれの塩っ気がバランス良く混ざり合い、高級感あふれるソースに仕上がっている。ペーストを練りこんだふわふわの食感も新感覚で、ミカンとハンバーグの両者の可能性が広がった進化系ハンバーグになった」と話す。「今後も季節ごとに静岡の食材を生かしたメニューを考えていく」とも。
価格は714円(3月31日まで、その後は未定)。営業時間は11時~24時(ディナータイムは17時~23時)。木曜定休。