スポーツ体験イベント「まちなかスポーツフェスティバル2024(まちスポ)」が11月9日・10日、新川モール(浜松市中央区田町)など浜松市内3カ所で開かれる。
スポーツを軸にした街づくりに賛同する企業や団体などで構成する実行委員会が主催する。今年は浜松アリーナ(中央区和田町)で「スズキジャパンカップ2024 第41回全日本総合エアロビック選手権大会40周年浜松記念大会」が開かれることから同じ日程で計画した。「ウェルカム浜松」をテーマに新川モールのほか、浜松市ギャラリーモール「ソラモ」(浜松市中央区砂川町)と浜松アリーナでも展開する。
体験メニューは8種目を用意する。メイン会場の新川モールでは陸上競技とサッカー、野球の体験を用意する。陸上競技は会場に敷いた全天候型の走路(15メートル)を走るタイムを計測。野球はバッティング体験で、サッカーは「ミニPKチャレンジ」と銘打ちゴールネットに向かってシュートしてもらう。ソラモでは、サンドバッグを打つボクシングや、機能性や機敏性を高める「アジリティトレーニング」、バレーボールに似た競技「キンボール」で使う巨大なボールに触れる体験を用意。足のバレーボールとも呼ばれる「セパタクロー」体験は9日限定で用意する。浜松アリーナでは、15メートル走のタイムを計る陸上競技のほか、プロバスケットチーム「三遠ネオフェニックス」のブースを設ける。3会場を回るスタンプラリーも企画するほか、イベント趣旨への賛同者を中心にしたクラウドファンディングも展開する。
スズキジャパンカップには期間中、シード選手を含めて約300人が出場し技術や芸術性を競うという。大会事務局(日本エアロビック連盟)の佐藤亜沙美さんは「地元のスポーツイベントへの参加を機にエアロビクスを広く知ってもらえたら」と期待を寄せる。
まちスポ実行委員長の中川智博さんは「子どもからお年寄りまで幅広い年代の皆さんに気軽に参加してもらえるイベントにして盛り上げていきたい」と話す。
開催時間は、フェスティバル=11時~16時、スズキジャパンカップ=10時30分~19時ごろ(9日は18時ごろ)。参加・入場料は、まちスポ=無料、スズキジャパンカップ=中学生以上1.000円。