溶岩焼き肉コース料理店「一~いち~」(浜松市中央区連尺町、TEL 053-415-9281)が12月16日、オープンした。
竹をあしらった和モダンスタイルの店内、落ち着いた雰囲気を演出する
溶岩プレートを使った焼き肉の専門店で、宮崎牛を中心に据えたコース料理を用意する同店。副社長の我妻優星さんが、焼き肉店に勤めていた経験を生かし、同僚だった料理人と共に店を構えようとオープンした。新しいスタイルの店を模索する中で、溶岩プレートで焼き上げる「溶岩焼き肉店」に決めたという。店舗面積は約10坪。席数はカウンター=9席。5人個室1室も備える。店内は、壁や天井に竹をあしらった和モダンデザインにし、落ち着いた雰囲気を演出するという。全てのカウンター席に1人用IHコンロと溶岩プレートを置くとともに温度管理を徹底し、焼き肉に最適という200℃を保つ。
我妻さんによると溶岩プレートは、肉を低温でじっくり焼くことができるため、うまみを逃さすことなく味わえるほか煙が少なく、油の飛散を抑えられるのが特徴という。宮崎牛は、「和牛のオリンピック」ともいわれる「全国和牛能力共進会」で団体最高賞を受賞したことがあるブランド牛。我妻さんは「適度な脂があり溶岩焼きと相性が良い。さまざまな牛肉を試す中で宮崎牛の味にほれ込みたどり着いた」と話す。
コース料理は3種類を用意する。「極上の宮崎牛 堪能(たんのう)コース」(7,920円)は、スープ、小鉢料理、豚肉のトンナートなど八寸2品、サラダ、ちゃわん蒸しの順に提供する。ご飯物、デザートも用意する。メイン料理は、溶岩焼きに使う「宮崎牛の3種盛り」。「ラムヒレ」「イチボ」、希少部位という「シンシン」など、日替わりで異なる部位を提供する。
「特別な日のためのぜいたくコース」(1万1,550円)は、堪能コースの八寸を3品とし、しゃぶしゃぶも加える。「極上宮崎牛の極みステーキコース」(1万6,500円)は、ぜいたくコースにサーロインやヒレを使う宮崎牛ステーキをセットする。
単品メニューも用意。「宮崎牛のローストビーフ」(1,650円)、「宮崎牛のステーキ重」(2,970円)、「宮崎牛のビーフシチュー」(2,750円)などをそろえる。
我妻さんは「華やかに盛り付けた料理を味わってもらい、落ち着いた空間で特別な日を演出したい」と話す。
営業時間は18時~23時。月曜・木曜定休。