豚丼専門店「元祖豚丼屋TONTON 浜松店」（浜松市中央区向宿、TEL 053-401-5815）が1月22日、オープンした。

店内には20席を用意

　同店は、全国に70店舗以上展開する「元祖豚丼屋TONTON」のフランチャイズ店で、静岡県内では初出店となる。店主の千葉貴章（たかのり）さんは新規事業の展開を検討する中で大阪を訪れた際に同店と出合った。豚丼の発祥地とされる北海道・帯広市の味を再現したという味にほれ込み、出店を決めたという。「わざわざ足を運んでも食べる価値のある味だと感じた。東海地方での出店が少ないため需要を見込んだ」と話す。

　店舗面積は約10坪。席数はテーブル20席。豚丼は、カツオなどの魚介エキスをブレンドしたしょうゆベースの甘辛だれに豚肉を漬け込み、一枚一枚焼き上げる。「豚バラ丼」（並盛り＝913円）、「豚ロース丼」（並盛り＝913円）をはじめ、豚肉にキムチやあぶりチーズ、おろしポン酢などを合わせた11種類をそろえる。いずれの豚丼も肉の量によって、小盛り、並盛り、大盛り、特盛り、メガの5種類を用意する。ごはんとみそ汁をセットにした「豚バラ定食」（並盛り＝957円）などの定食や、「カレー」（並盛り＝748円）も提供。定食以外はテイクアウトにも対応する。

　このほか、ごはんの上に豚バラ、豚ロース、唐揚げなどをのせた総重量約2.9キロの「てっぺん盛り」（4,378円）も用意。30分以内に完食すれば無料となる。年齢は18歳以上、個人での参加などを条件として、予約注文でのみ受け付ける。

　オープン後は、開店前に行列ができるなど順調な滑り出しという。千葉さんは「食べ応え、味、共に満足してもらえるはず。一度足を運んでもらえたら」と話す。

　営業時間は、11時～15時、17時～21時。水曜定休。