豚カツ専門店「とんかつ零（しずく）浜松店」（浜松市中央区大島町、TEL 053-589-3993）が3月27日、オープンした。

「とんかつ零」のカツカレー

　RAY（静岡市）が運営する同店は現在、静岡県に3店舗と神奈川県内に1店舗を展開しており、浜松市内へは初出店となる。店舗面積は17坪。席数は、テーブル＝12席、カウンター＝5席、座敷＝4席。

　社長の山田亮太さんによると、豚カツには、北海道産と青森県産の銘柄豚「麦小町」を使う。揚げる前に低温調理することで、肉をやわらかくジューシーに仕上げられるという。看板メニューは「焼きカツ丼」（並＝1,500円、上＝2,100円、特上＝2,600円）。いずれのサイズも、みそ汁と漬物が付く。「上」サイズのとんかつは厚さ約3センチと食べ応えがあるという。一般的なカツ丼と異なり、同店では卵焼きの上にとんかつを盛り付ける。おかわり無料のご飯、みそ汁、漬物をセットにした「ロースカツ定食」（並＝1,800円、上＝2,400円、特上＝2,900円）や「カツカレー」（1,500円）も用意。みそ汁を除き、テイクアウトにも対応する。

　「卵でとじないので、とんかつの衣のサクサク感を楽しめる。余分に火を通さない分、肉が硬くならない」と山田さん。静岡県の既存店舗には浜松市内からの客が多かったことから今後は静岡県以西での店舗拡大を目指す。「とんかつで人を元気にしたい。ここでしか味わえないとんかつをぜひ楽しんでほしい。一度足を運んでもらえたら」と話す。

　営業時間は11時～20時。月曜定休。