浜松・大柳の洋食レストラン「HUMBURG & CAFE ニューヨーク」(浜松市南区大柳、TEL 053-425-4225)が4月29日、季節限定の新メニュー「浜名湖ボンゴレバーグ」の提供を始めた。
メニューを企画したのは、ハンバーグを通してまちおこしとハンバーグ文化の発展を目指して活動している任意団体「食べよう!ハンバーグの会」。同会の浜松支部となる同店の協力を得て開発した。今回のメニューは、静岡ご当地ハンバーグシリーズの第2弾となる。
浜名湖の名産でもあるアサリとハンバーグを融合した点がメニューの特徴。合いびきハンバーグに浜名湖産のアサリを混ぜて焼き上げ、パスタと合わせスープ仕立てにまとめる。味は天日塩と白ワインを使ってシンプルに仕上げた。
同会広報担当の田形友幸さんは「開発時は貝類特有の香りが気にならないようにし、かといって風味を消さないように調整するのが悩みだった。ハンバーグの単品メニューだと手を出しづらいのではないかとも思い、パスタとの合体メニューを考えた」と話す。
「これまでに開発した『冷やしハンバーグ』『三ヶ日みかんバーグ』などに比べるとインパクトは弱いかもしれないが、ハンバーグの肉汁と一体となったアサリスープはやみつきになる。旬のアサリをぜいたくに使えるのは浜松だからこそ。浜松ならではの進化系ハンバーグをぜひ楽しんでほしい」とも。
価格は990円。営業時間は11時~24時(ディナータイムは17時~23時)。木曜定休。同メニューの提供は8月末まで。