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天竜二俣駅で「天浜線フェスタ」-大規模なプラレールの展示も

21段積みのプラレールタワー

21段積みのプラレールタワー

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 天竜浜名湖鉄道「 天竜二俣駅」(浜松市天竜区二俣町)でで5月21日・22日、「天浜線フェスタ」が開催される。主催は天竜浜名湖鉄道(二俣阿蔵、TEL 053-925-2276)で、開催は今回で10回目を迎える。

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 当日は、会場となる同駅構内や転車台、扇形車庫がある運転区などで鉄道部品のオークションやグッズ販売、チャリティーライブ、写真展などのイベントが開催される。

 グッズ販売では天浜線の車両「TH2100型」の列車型目覚まし時計を販売。今回は新商品となるレトロ列車「TH3000型」の目覚まし時計も新たに登場する。このほか、同路線で土曜・日曜・祝日のみ10食限定で販売されている駅弁「まいたけ弁当」と「鰻 さくらどんこ弁当」(各950円)を100食限定で販売する。

 旧国鉄二俣時代から数えて71年を迎える天浜線の歴史を展示した鉄道歴史館では、昔の鉄道や列車の道具も展示。

 運転区事務所2階では大規模なプラレールを展示する。プラレールは全国のプラレール仲間から譲ってもらったものなどを使って作った巨大レイアウト。レール総延長は130メートル、車両は200両、プラレールタワーは21段積みとなっている。今回は「500系新幹線のぞみ号16両編成」や「ドクターイエロー7両編成」など、全国的にも珍しく貴重なコレクションを使い、本物と同じ編成を再現する。併せて、コレクターによるトミカや昭和のおもちゃなども展示する。

 当日は浜松を中心にタレント・音楽活動などを行う、まつちよさんやその仲間などがチャリティーライブを開き、義援金の募金活動も行う。集まった義援金は日本赤十字社を通して東日本大震災の被災地へ送られる。

 まつちよさんは「沿線全体が文化財。昭和のテーマパークのような懐かしくも温かみのある鉄道風景を体感し、もう一度あのころの自分に戻って明日の活力にしてほしい。『線路は続くよどこまでも』と歌われるように、遠州の明るく元気なパワーをレールに乗せて日本全国を応援したい」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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