浜松・元城の「浜松城公園」(浜松市中区元城)駐車場で、10月29日・30日、食のイベント「はままつBAB(バブ)フェスタ」が開かれる。
イベントのサブタイトルは「浜松食もつ連鎖」。昨年は10万2,000人を動員し、今年が5回目の「浜松餃子(ギョーザ)まつり」が中心となり、「浜松カレーまつり」「遠州焼き横丁」「三ヶ日みかんの里まつり」などの浜松の食に関するイベントが合同で開催される。
浜松餃子学会会長の齋藤公誉さんは「浜松を食の都として情報発信したかった」と話す。イベント名の「BAB」は、「A級」や「B級」といったくくりをなくし、浜松地域の食文化が発展できればという願いが込められている。
メーンイベントとなる浜松餃子まつりでは「第2回G-1餃王座決定戦」を行う。今年は9店舗が出店。当日は店舗で提供しているものではなく、オリジナルのギョーザを間提供する。審査は購入者が札を投票する方法で行い、最多得票の店には「金のフライパン」を贈呈する。
このほか、テレビ番組「スッキリ」(日本テレビ系)で企画したグルメ選手権で2位を獲得した「浜名湖牡蠣(カキ)カバ丼」を500食限定で販売するなど、当日限定のメニューを用意する。
齋藤さんは「このイベントを通じて浜松には素晴らしい食文化があることを知ってほしい。浜松が食の都であることを体感してほしい」とし、「この取り組みをきっかけに、今後いろいろな団体で連携をとることで浜松の食文化を広めることができれば」と話す。
開催時間は10時~16時。