浜松中心市街地「アルコモール有楽街」にある雪だるまの名前を決める「第4回雪だるまネーミングコンテスト」の応募が始まった。
12月23日に開催される「アルコモール有楽街ハッピークリスマスフェスタ2011」の一環として、梱包(こんぽう)材で作られた雪だるまの名前を一般募集する。
雪だるまを作ったのは有楽街に店を構えるかばん店「笠井屋」(浜松市中区田町)で、4年前に1体目を手掛けた。初めは同店スタッフが「捨ててしまう梱包資材を何かに再利用できないか」と始めたという。素材はバッグなどを梱包するために使われる梱包材やコピー用紙などで、梱包材などを詰めて丸い体を作り、上から雪の結晶の形に切られた白い紙を貼って作るという。
今回募集するのは4体目となる雪だるまで、既存の3体とは家族という設定。初代の「ゆきんこちゃん」、2代目でゆきんこちゃんの夫となる「冬夢(とーむ)くん」、3代目で2人の娘の「雪音(ゆきね)ちゃん」の弟という設定。
同イベントを企画する「まつちよ」さんは「ネーミングコンテストは毎年反応が大きく、昨年は青森から鹿児島まで応募と投票の総数が500通以上あった。エコでスタッフの方が何カ月もかけて作った雪だるまはイベントのアイドル。今年もたくさんの応募を楽しみにしている」と話す。「浜松はめったに雪が降らない地域なので、こうした雪だるまをいろいろな店で作って浜松の冬を盛り上げられたら」とも。
応募は、まつちよさんのブログ「まつちよねっと」で今月18日まで受け付け、同ブログ内で19~22日に投票を受け付ける。イベント当日はクリスマスフラダンスやライブ、大抽選会などが行われ、ネーミングの結果はエンディングで発表予定。