浜松・新原に駄菓子店「あしあと」-自家製野菜も数量限定で販売

レジ前でほほ笑む店主の平松さん。

レジ前でほほ笑む店主の平松さん。

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 浜松・新原に2月14日、駄菓子店「あしあと」(浜松市浜北区新原、TEL 053-589-8082)がオープンした。

カラフルな各種駄菓子が並ぶ

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 昔から子どもを相手にすることが好きで、近所の子どもからも「さっちゃん」と呼ばれ親しまれている店主の平松幸子さん。自宅の倉庫だった場所に長男が事務所を建てることをきっかけに1階の空きスペースで店を始めたいと考えた。今まで路上販売していた夫の野菜を売るつもりだったが、孫が少し離れた駄菓子店へ行く姿を見て「近くにあれば」と思い開いたという。

 「リフォームも家族で行い、店名の『あしあと』も『お母さんの人生の軌跡になるように』と娘が付けてくれた温かい店。開いたばかりだが他学区からも子どもたちが来てくれる。60歳を過ぎて20年間できる仕事にしたい」と平松さん。

 菓子は10円や20円のものがほとんどで、子どもが悩みながら小遣いの中でたくさん買えるように設定している。「うまい棒」「かばやきさん」などの定番の駄菓子や「ボーズめくり」「ヤッター麺」などのくじ付きの菓子もそろえる。平松さんは「100円以上するスーパーなどのお菓子を買うのと違い、子どもたちの買い物の勉強にもなれば」と話す。

 もともと販売予定だったミニレタス(50円)やイチゴ(200円)などの自家栽培の野菜も数量限定で販売する。

 「開店してからうれしいことに忙しくて子ともからパワーをもらう毎日。もうけではなく、楽しく営業していけたら」と平松さん。

 営業時間は14時~17時ぐらい。土曜定休。

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