浜松駅前の「TOHOシネマズ浜松」(浜松市中区鍛冶町)で3月30日、映画「プレイヤーズ!!」の仮完成試写会が開かれた。
同作品は浜松出身の鈴木研一郎さんが監督を務める映画で、浜松市政100周年の一環として製作された。浜松を舞台に8人の主役が歌や音楽を交えながら家族や友達の人間関係、ヒーローに憧れた青年などの7つのストーリーを織り交ぜた群像劇。以前までは「はままつミュージカルフィルム(仮)」と題されていたが同タイトルに決定した。
試写会には出演者や関係者などを合わせた約60人も来場し、同館のプレミアスクリーンで約2時間30分の映画が公開された。
上映前に出演者の浜松在住のシンガー・ソングライターの川口直久さん、同じく浜松で俳優活動をしている山口弘史さん、浜松のお笑いコンビ「虎あげは。。」の一人のゲンジョウさん、劇団「絡繰機械’s(カラクリマシーンズ)」の中西祥子さん、一般オーディションで選ばれた現役女子高生の伊藤杏奈さんと女子中学生の源馬里紗さん、浜松で活躍するフォークソングデュオの「ちゃっともーもー」の2人が公開前、それぞれあいさつした。
上映前に鈴木さんは「中(浜松)の人が出て、中の人がスタッフとして働いて、中の場所を使った映画。東京でもロケをしたが中の人がわざわざ東京へ行って東京の役者と絡む。正真正銘のメードイン浜松の映画が完成しました」と演壇であいさつをした。
今回は仮試写会で、浜松まつりなどのシーンをさらに撮影して年内に完全版として正式に公開する予定。