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カレースパイスを練り込んだ和菓子「華麗なる男のかりんとうみそまん」

餡の中にカレースパイスの粒をのぞかせる「華麗なる男のかりんとうみそまん」

餡の中にカレースパイスの粒をのぞかせる「華麗なる男のかりんとうみそまん」

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 浜松・三ヶ日に本店を構える老舗和菓子店「入河屋」(浜松市北区三ヶ日、TEL 053-525-0902)が5月12日、浜松のカレー店とのコラボレーション商品「華麗なる男のかりんとうみそまん」を発売する。

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 同商品は、同店の人気商品の「大福寺納豆のかりんとうみそまん」のバリエーション商品。餡(あん)の代わりにカレースパイスを混ぜ込んだクリームチーズを入れ、大福寺納豆を練り込んだ生地で包んで油で揚げている。

 混ぜ込むカレーは5代目の松嵜善治郎さんの行きつけのカレー店「印度カレーmana」(中区富塚)の特別ブレンドで、11種類のスパイスをオリジナルで混ぜている。以前から松嵜さんが同店を訪れる中で、「自分の好きなこのカレーを自社商品として使ってみたい」と店主の中島成人さんに相談。餡に煮つめたカレーをペーストにして入れたり、ご飯と合わせピラフにしたものを使ったりと試行錯誤した結果、チーズに混ぜ込む形に行き着き、今回の商品化にこぎ着けた。

 商品開発の段階で、スパイスは「香りが特徴的な配合」のものと「日本人の好きなタイプのカレー味の配合」の2種類を準備。20人ほどに試食してもらい、試食したほとんどの人が後者を推す中、松嵜さんと中島さんは共に前者がいいという評価だったため、あえてスパイスの香りが特徴的な配合のものを使うことになった。「自分が思っていたものよりは落ち着いた商品に仕上がった。それがお菓子屋さんならではでいい」と中島さん。

 「自分で作って良いと思えるものを商品化したかった。あえて自分『らしさ』を出したかった」と松嵜さん。「これからも自分が納得できるものを作ることで、おいしいと思ってもらうことは当然だが、多くの人が食べて驚くような商品を作っていきたい」とも。

 価格は150円。本店の営業時間は8時~19時30分。

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