浜松の中心市街地で1月30日、初となる「浜松うなぎスタジアム2010」が開催された。
11時から行われた「うなぎの蒲焼 無料試食会」では、浜松のブランド米「やら米か」を使った400人限定の「ミニうな丼」が開始後10分で配布終了に。その後、13時から行われる第2回目の配布時間に向けて、浜松市内のウナギ店の職人がウナギを目の前でさばくパフォーマンスを披露した。
モール街、ザザシティなど4つの会場に特設されたウナギに関するクイズに答えるクイズラリーにも多くの来場者が参加。「浜松モールプラザサゴー」(浜松市中区千歳町)3階に設けられた抽選会場から1階入口まで長蛇の列ができた。物産展会場では、「うなぎの肝焼串」「うなカツバーガー」などが並び、来場者のおなかを満たした。
参加した浜松市中区在住の60代女性は「街中に人があふれるのは久しぶり。ウナギはおいしいし、こんなに活気のある中心街を見られたのはとてもうれしい」と話す。
イベントを主催する浜松うなぎ大好き宣言プロジェクト実行委員会事務局の水島大統(ひろのり)さんは「最近、中心市街地に元気が無かっただけに、予想していたよりも多くの人が集まってくれてたいへんうれしい。第2回、第3回とイベントを重ねていければ」と今後に向けて意欲をみせた。