浜松中心の各市街地で10月27日から開催されるジャズイベント「第21回 ハママツ・ジャズ・ウィーク」のチケットが8月4日、発売される。
運営事務局(浜松市中区中沢、TEL 053-453-0200)では浜松の音楽文化とジャズの発展を目的としたイベントを毎年展開している。21回目を迎える今回のテーマは「ファン層の拡大」。その一環として昨年から始めた10月28日の「親子で楽しむジャズコンサート」や11月3日の「ジャズと落語の粋な関係~佐藤允彦『じゃず高座』」などは今年も開く。「ジャズファンはもちろん、これまで興味がなかった方でも親しみを持ってもらえるようなプログラムになっている」と同事務局の阿部裕康さん。
11月4日の「ヤマハジャズフェスティバル」は「ここにしかない、めぐり合い」がコンセプトで、「大西順子トリオ」「小林桂+4」「BATTLE JAZZ BIG BAND meets Christian Howes」が出演。そのほか、全国の小・中・高校生ビッグバンドが演奏を通じて交流する「スチューデントジャズフェスティバル」、街角でジャズを鑑賞できる「ストリートジャズフェスティバル」などが行われる。
今年は同イベントのほか、「やらまいかミュージックフェスティバルinはままつ」「鍵盤楽器音楽祭」「国産ピアノコンクール」など10月に浜松で開かれる音楽イベントが重なっている。阿部さんは「イベント同士連携して盛り上がれば音楽を聴く人が増え、浜松で演奏する人も増える。演奏者が増えれば浜松の音楽ホールが盛り上がる。こうして浜松を本当の意味での『音楽の街』にしていきたい」と意気込む。
チケットが必要なイベントは「ヤマハジャズフェスティバル」「スチューデントジャズフェスティバル」「親子で楽しむジャズコンサート」「ジャズと落語の粋な関係~佐藤允彦『じゃず高座』」。料金や開催日時などはホームページで確認できる。イベントは11月4日まで。