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浜松で「JR東海浜松工場」100周年記念展-巨大ジオラマも

巨大ジオラマを前にポーズを決める鉄道研究の学生

巨大ジオラマを前にポーズを決める鉄道研究の学生

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 浜松駅近くのザザシティ浜松(浜松市中区鍛冶町)中央館1階で現在、「ものづくり浜松とJR東海工場100周年記念特別展示」が行われている。主催は「浜松地域の産業観光を推進する会」。

浜松工場の歴史がわかる資料や貴重な展示品が並ぶスペース

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 会場には、鉄道の博物館「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)で厳重保管されている「機械製造名盤」や0系新幹線の模型などの貴重な資料の一部を展示する。

 併せて浜松学院中学校・高校の鉄道研究部による鉄道模型ジオラマを展示する。20年以上の歴史を持つ同部の部員が、代々作られてきたジオラマに新たに手を加えて75平方メートルの展示スペースいっぱいに配置する。同高校1年の坂口一輝さんは「みんなが平等に楽しめる広い会場で1週間という長い期間展示できるのはかなり貴重な機会。多くの人に模型を見てもらい楽しんでもらいたい」と話す。

 展示会は、同工場(浜松市中区南伊場町)が昨年100周年迎えたのを記念して、多くの人にその歴史を知ってもらうために企画された。工場では当初SLの整備を行っていたが、現在は新幹線などのメンテナンスが主要業務。企画を担当する小田木基行さんは「浜松工場は『ものづくりの街・浜松』の基盤となった場所と言っても過言ではない。その歴史をこの展示会を通して多くの人に伝えられれば」と話す。

 展示時間は10時~17時。入場無料。28日は先着で鉄道ジオラマ製作のワークショップを予定する。参加無料。7月28日まで。

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