浜松・半田山のジュエリーショップ「フィロンドール」(浜松市東区半田山5、TEL 053-431-5655)で10月8日・9日、「塩島敏彦作品展2013」が開催される。
塩島敏彦さんは日本でも有数のジュエリー作家。ベッコウや象牙、真珠などの有機素材の表面に象眼技術で金や銀を埋め込む「Pique(ピクウェ)」という技法は、100年ほど前を境に作られなくなり、現在は世界で唯一塩島さんしか作ることができないという。
同展は2004年から行われ、今回で7回目。「Pique」のほか象牙彫刻の「Ivory Carving(アイボリーカービング)」などで作られた作品約80点を展示。当日は塩島さんも来場し、2013年の新作コレクションも見ることができる。
店長の杉山誠さんは「宝飾品が好きな人ならひと目見てもらえばその価値が分かってもらえる。世界で唯一の本物の技術を実際に見てほしい」と話す。
展示時間は10時~19時。