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浜松・助信の駐車場に歩行可能「ロボット」出現-地元社長が趣味で製作

全長2.5メートルある搭乗型ロボット

全長2.5メートルある搭乗型ロボット

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 浜松・助信にある「伊藤機工」(浜松市中区助信町、TEL 053-473-7111)の駐車場に「ロボットが立っている」と話題になっている。

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 同社は機械の部品や工具などを販売する会社。浜松はものづくりの街であることから、子どもたちにもっとものづくりの楽しさを伝えたいという思いから企画。地元の取引先の工場に製造を依頼した。「自分の趣味で造った。特に仕事に利用するつもりはない」と社長の伊藤司郎さん。

 今年1月から構想し、7月末に完成。全長250センチメートル、重さは600キログラム。上部には1人乗りの操縦席があり、左右に設置された操縦スティックを進みたい方向へ動かすことで歩ける。ロボットへの搭乗は事前予約で体験可能。イベントなどへの出張レンタルも行う。

 「最近では徐々にレンタルの予約も増え、メディアにも取り上げられている。通りがかりの人が写真を撮ったり、近隣の人からは『ロボットを造るなんて珍しい』などの声もある」と伊藤さん。「子どもがこのロボットを見てものづくりに興味を持ち、将来世界をリードするような技術者になってくれればうれしい」とも。

 レンタル料は当面無料だが、別途移動費が必要。

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