浜松中心街の映画館「シネマイーラ」(浜松市中区田町、TEL 053-489-5539)で2月1日から、「食と環境を考える映画祭」が開催される。
2011年~2012年に全国のミニシアターで上映され、浜松では公開の機会がなかった食にまつわる映画3本を上映する同企画。個人で施設とフィルムを借り、食をテーマとした作品の上映会などを開いてきた山崎みえ子さんが今回の企画を提案した。シネマイーラの常連客でもあり、以前から食を題材とした映画の上映会を希望していたという。
上映作品と上映期間は、フランスで製作され遺伝子組み換えを題材とした「世界が食べられなくなる日」(1日~7日)、日本の在来作物と種を守り継ぐ人々を追った「よみがえりのレシピ」(8日~14日)、ドイツで製作され世界的な食料廃棄の真実に迫る「もったいない!」(15日~21日)。
「食の遺伝子組み換えなど私たちの身近に迫る危険を知ってもらいたい」と山崎さん。「今回の企画で多くの人が食に対する意識を高めてくれたら」とも。
料金は、一般=1,800円、大学生以下・60歳以上=1,000円(3作品共通前売り券=3,000円)。2月21日まで。