浜松・湖東に3月8日、餃子専門店「浜松ぎょうざ ひろかね」(浜松市西区湖東町、TEL 053-525-6788)がオープンした。
オーナーの加茂宏司(こうじ)さんは定年退職後、知人の料理人にギョーザの作り方を習ったり、独自に改良を重ねるなどして現在の味を確立。同店には、テークアウトのみの店舗(東区半田町)があるが、その場では客が食べた反応を見ることができないということから、今回の開店に至った。「ギョーザは需要があると思い作り方を学んだ。定年後の自身の居場所として10年前に開店したが、まさか2店舗目をオープンすることになるとは思わなかった」と加茂さん。
店舗面積は約100坪。座席数は100席。県外から浜松に来た方などにも気軽に立ち寄ってもらえるよう浜松西インターの近くの場所を選定。店内は家族連れやカップルなど幅広い客層に利用してもらえるよう、木のテーブルなどでシンプルな内装に仕上げている。
ギョーザは食感を出すために大きく刻んだキャベツを入れた餡(あん)を、破れにくくなるよう米粉を混ぜた特性の皮で包み焼き上げた「焼餃子」(10個=500円)と、餡にシソを入れることでさっぱりとした味わいにし、豚のロース肉で包んで焼いた「肉巻き餃子」(5個=500円)の2種類を用意。皮は手で包むなど、なるべく人の手で作ることにこだわっているという。それぞれのギョーザの定食メニューも提供する。
「アイデアを詰め込んだギョーザを、落ち着いた空間で食べていただきたい」と加茂さん。「味には自信を持っているのでナンバーワンの浜松ギョーザを目指して頑張っていきたい」とも。
営業時間は10時~21時。