浜松・本沢合に3月28日、居酒屋「炙(あぶ)りや とうべえ」(浜松市浜北区本沢合、TEL053-584-2511)がオープンした。
店舗面積は約38坪。席数は70席。店内は、和風の座敷席と洋風のテーブル席を用意し、各席をカーテンで仕切ることで、家族連れでも落ち着いた空間を楽しめるように配慮している。
ターゲットはファミリー客。あぶりのメニューが注文されるとテーブルにロースターを運ぶスタイル。来店客がうまく焼けるように、炭やしちりんを使わずロースターを用意したという。「焼きはできるだけ簡単にすることで、厳選した素材を気軽に、おいしく楽しめるようにしたかった」と店長の柳田健太さん。
豚肉は浜松のブランド豚「遠州夢の夢ポーク」、牛肉は「静岡そだち」、干物はその時々に応じて産地を選定して仕入れるなど食材にこだわりを見せる。ほかにも野菜は地元産にこだわり、浜北の青果市場で仕入れる。
メニューは「特選和牛バラカルビ」(580円)や「炙りイカ 一夜干し」(380円)のほか、週替わりで旬の食材を提供する。「特選和牛バラカルビ」の厚さは3ミリ。柳田さんは「焼きやすく素材の味を楽しめる厚さで提供したかったので、試行錯誤した結果3ミリにたどり着いた」と話す。ほかにも懐石料理を取り入れたメニューやすき焼きなどの鍋物まで幅広く用意する。
「素材を生かした料理、手をかけた料理それぞれを楽しんでほしい」と柳田さん。「おいしい料理を提供し、浜松に根付いた店にしていきたい」とも。
営業時間は17時~23時(金曜・土曜・祝日前は24時まで)。火曜定休。