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浜松・小松にスコーン専門店-10種類以上のスコーンを用意

店舗外観

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 浜松・小松に5月29日、スコーンのテークアウト専門店「スコーン家 HARU(はる)」(浜松市浜北区小松、TEL 053-570-1551)がオープンした。

国産の具材にこだわったスコーン

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 名古屋出身の和田さと子さんと東陽子さんの女性2人が共同経営する同店。2人は前職であるウエディングプランナーの時の同期で、同じ職場で働くうちに意気投合。将来一緒に開業したいと考え、5年の時間を経て開店にこぎ着けた。「私は結婚を機に浜松で暮らすことになった。東さんが一緒に来てくれたおかげで夢を持ち続けることができた」と和田さん。「感性や感覚的な部分などの波長がとても合うので、浜松に行くことになっても一緒に店をやりたかった」と東さん。

 店舗面積は約7坪。店内は、白いしっくい調の壁と黒を基調とした木のカウンターなどシンプルな設計。天井を高くとることで限られた空間に開放感を演出。2人が長年かけて集めたアンティーク雑貨をカウンターやテーブルなどに配置している。

 安全面にこだわりをみせる同店。小麦やバター、スコーンに入れる具材は国産のものを、ベーキングパウダーはアルミニウムフリーのものを使うことで安全に配慮する。「安全へのこだわりは、子どもからお年寄りまで幅広い層の方に食べてもらいたいから」と和田さん。

 スコーンメニューは、「プレーン」(170円)や北海道産の黒豆を使用した「黒豆とクリームチーズ」(220円)、生地にドライイチジクを混ぜて焼き上げた「いちじく」(200円)など10種類以上を用意。スコーンにつけるクリームは、脂肪分が高い生クリームで作られた北海道産の「クロテッドクリーム」(350円)を用意。スコーンは、国産の小麦や全粒粉、米粉を、作る種類によって配合を変えて提供。和田さんは「混ぜる素材によって生地を変えることで納得できる味を作ることができた」と話す。

 「スコーンといってもなじみが薄いと思うので、分からないことあったら気軽に声を掛けてほしい。冷めたスコーンをおいしく温めるレシピなども用意している」と和田さん。「当店のスコーンで幸せな気分になってくれたらうれしい」とも。

 営業時間は11時~16時。土・日・月曜定休(土曜は営業の場合あり)。

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