浜松のお好み焼き店「花子さん」が移転-昭和をイメージした店内に

多くの年代物看板を掲げる店舗外観

多くの年代物看板を掲げる店舗外観

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 浜松・薬師にお好み焼き店「花子さん」(浜松市東区薬師町、TEL 053-422-1788)が4月12日、和田に移転オープンした。

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 同店は、広島で修行を積んだ店主の渡瀬悦章さんが1988(昭和63)年4月にオープン。23年目を迎える今年、前店舗の老朽化と、新道路開通による周辺の渋滞などから、客の利便性を考えて、小池町からの移転を決めた。

 店舗面積は22坪。客席は18席。前店舗同様「昭和レトロ」をテーマに店内は昭和歌謡などの古いレコードや映画のポスターを300点以上飾る。外装は納屋をイメージ。外壁には年代物の看板が飾る。これらのアンティークグッズはすべて渡瀬さんが30年間かけて集めたコレクション。年に1度のメンテナンスも欠かさない。

 移転に伴い、今回新しく駄菓子コーナーを設けた。「お子さんには30円の駄菓子無料券をあげている。子どもに喜ばれたら、と思って始めたが、意外にも大人の方が買っていくことが多い」と渡瀬さん。

 メニューはそば入り(650円)、うどん入り(650円)、ソバ、ウドンが両方入ったチャンポン(800円)の3種がメーン。加えてエビやチーズなどのトッピングも選ぶことができる。広島風お好み焼きは、生地と野菜や焼きソバなどの具を別に焼くのが特徴。一般的に麺は焼きソバの麺を使うところが多いが、同店では生麺をゆでて使っている。「手間は増えるが、少しでもおいしいものを食べてほしい」と渡瀬さん。

 ランチタイムにはお好み焼き・小鉢・飯がセットになったAランチ、お好み焼き・サラダ・ウーロン茶がセットになったBランチも用意。各700円。

 現在はオープニング特別メニューによりメニュー数が制限されているが、今後メニューも増やしていく予定。

 渡瀬さんは「本場で修業した広島のお好み焼きを味わってほしい。それと昭和を感じる店の雰囲気も楽しんでいってほしい」と話す。

 営業時間は11時30分~21時(平日14時~17時は休憩)。

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