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浜松で「空想楽器」アイデア募集-自由な発想で音楽の街を盛り上げ

イベント会場となる「鴨江アートセンター」

イベント会場となる「鴨江アートセンター」

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 浜松で音楽に関する企画などを行う「UMI(ユーエムアイ)-未確認楽器接近遭遇隊-」(TEL 090-7958-5323)は現在、オリジナル楽器を展示するイベント「空想楽器博物館~なんだこれ楽器発見プロジェクト~」の作品を募集している。

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 「音楽の街である浜松をもっと盛り上げていきたい」と考える人たちが集まり、今年4月から活動を開始した同団体。コンサートなど一般に行われている企画ではなく、ほかでは行っていない新しいアイデアを取り入れた企画を実施したいという思いから、存在しない空想上の楽器を募集し展示するイベントを発案した。

 浜松市で創造的な取り組みを応援する「みんなのはままつ創造プロジェクト」にも選定されている同企画。展示作品は「作品の部」と「デザインの部」の2部門で一般から募集する。「作品の部」では、音が出る自作の楽器や、音は出ないが独自で考え制作した楽器の立体モデルなどを募集。「デザインの部」はオリジナル楽器のイメージ図や、楽器のアイデアを書き起こした文章などを募集する。

 応募条件はプロやアマチュア、年齢、国籍を問わず自由で、企業やグループでの共同作品も受け付けるが、未発表のオリジナル作品に限る。「募集作品にしても応募資格にしても、多くの人に参加してもらい幅広いアイデアが集まれば面白いと思ったので、なるべく自由度の高い設定にした」と同団体代表の佐竹玄吾さん。

 審査員は浜松市楽器博物館館長の嶋和彦さんや打楽器奏者・作曲家として活動する片岡祐介さんらが務め、審査を通った作品のみを来年の1月に開催する展示会で展示する。審査基準や展示作品数は現在のところ未定だが、自分の作品で演奏する場の提供や、アイデアを3Dプリンターで具現化するなどの特典を用意する。

 募集期間は12月31日まで。応募方法はホームページで確認できる。展示会場は鴨江アートセンター(中区鴨江町)で、展示期間は来年の1月20日~31日。

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