浜松・千歳にバル形式の飲食店「AB-Z(エービーズ)」(浜松市中区千歳町、TEL 053-453-5160)がオープンして1カ月がたった。
酒を飲みながら一品料理を楽しむスタイルの同店。市内でほかにも飲食店を展開するオーナーの松岡直紀さんは、「この店にしかない料理や空間を提供できる店を」との思いから開店にいたったという。
店舗面積は約38坪、席数は60席。店内はアメリカンな雰囲気をイメージしており、洋楽のレコードジャケットや海外の雑貨などを配置し、米国の酒場のような空間を演出。店外には木材から手作りにこだわったというウッドデッキを備える。
食材は、良質なものをなるべくリーズナブルに提供することを意識しているという。南アフリカから取り寄せたロブスターをゆでて、ロブスターのみそで作ったソースを付けて食べる「オマールロブスター」(1,980円)は、「祝い事などでしか食べる機会がない料理だと思うが、産地直送にすることでこの価格に抑えたので、ぜひ味わっていただきたい」と松岡さん。
このほか、牛肉のブロックをオーブンの予熱でじっくり焼き、赤ワインとバターの特製ソースで食べる「自家製ローストビーフ」(1,280円)、ポテトフライ(680円)、ナチョス(380円)など(以上、税別)。
メニューはいずれも、酸味のあるイタリア産トマトを煮込みながらつぶし、炒めて甘みの出たタマネギを混ぜた「シェフ特製トマトソース」を添えるなどのこだわりも。今後はピザやピラフなどの主食メニューも増やしていく予定。
松岡さんは「アメリカンな雰囲気を全身で楽しんでいただきたい。デートや飲み会などさまざまなシチュエーションで利用してもらえたら」と来店を呼び掛ける。
営業時間は17時~24時、金曜・土曜=17時~翌2時、日曜=16時~23時。月曜定休。