浜松・中央にある「浜松市楽器博物館」(浜松市中区中央)で8月29日、ライブイベント「AFRICAN LIVE!(アフリカンライブ) vol.2」が開催される。主催は浜松のアフリカンダンスチーム「SUNUGAL(スヌガール)」(TEL 090-8862-8800)。
アフリカの音楽やダンスの素晴らしさを知ってほしいと立ち上げられた同イベント。昨年8月8日に同所で第1回を開き、好評だったため今回の開催を決めた。
出演アーティストは、西アフリカのギニア共和国出身のエピゾ・バングーラさん、カラモコ・バングーラさん、ランボー・バングーラさんの3人。バングーラ家は、西アフリカの祖先の伝統や習慣を歌や語りなどを通じて伝える伝統伝達者「グリオ」の家系で、過去には王様のお抱え音楽家がいたという。「代々受け継がれてきた音楽や文化などに触れられる貴重な機会」とイベント責任者の土屋エリカさん。
当日は、アフリカンハープ「コラ」や木琴の一種である「バラフォン」、深胴の片面太鼓「ジェンベ」など、アフリカの伝統的な楽器を使い約10曲を演奏。演奏に合わせアフリカンダンスも披露する。「アフリカンミュージックのエネルギッシュな演奏だけではなく、コラやバラフォンの奏でる美しい旋律にも注目してほしい」と土屋さん。トークショーも用意し、グリオに代々受け継がれてきたアフリカの伝承も紹介する。
翌30日には、前日のライブで感動した人が翌日に体験できる機会を設けたいという思いから「はまホール」(利町)でランボー・バングーラさんとエピゾ・バングーラさんによるアフリカ太鼓とダンスの体験型ワークショップ「Drum(ドラム)&Dance(ダンス)」も開催する。
「子どもから大人まで楽しめるイベント。浜松でアフリカの音楽やダンス、文化を知ることのできる唯一の機会だと思うので多くの方にお越しいただければ」とも。
ライブイベントの開催時間は19時~21時。チケットは、大人=3,000円(前売り2,500円)、学生=1,500円、小学生以下無料。ワークショップは13時~16時15分。参加費は3,000円。