ザザシティ浜松前の鍛冶町通りで11月2日、サンバフェスタ「フェスタ・サンバ2014」が開催される。
2003年から、浜松が日本でブラジル人人口が最も多い街ということから、多文化国際交流の企画として開催されている同イベント。当初より少しずつ形を変えながら毎年行われており、今のスタイルになってから4回目の開催となる。
当日は街中の鍛冶町通りを歩行者天国にして行われる。参加団体は8団体で319人が出場予定。浜松からは国籍問わずブラジル文化を代表するサンバを楽しむため結成された「エスコーラ・ジ・サンバ・ハママツ『アレグリア・インデペンデンチ』」などの3チームが参加。市外からは、20~60代の幅広い世代が参加する滋賀県のチーム「アクアレーラ」や、東京を拠点に活動する「G.R.C.E.S. ヴェルメーリョ・イ・ブランコ」など県外からのチームも参加する。
200メートルの通りをパレードする形式で行われ、ダンスや躍動感、表現力、服装、などを基準に審査員が評価していく。1位には浜松カップ賞、2位にはブラジルカップ賞、ほかにも優秀賞などを用意し、トロフィーや賞金などを授与する。パレード以外にもブラジルの自然や文化を写した写真展や、さまざまな国の衣装のファッションショーなども行うほか、ブラジルや韓国料理などの模擬店も10店ほどが出店する。
昨年は3万人以上が来場した。「このイベントを通して国際交流を広めていってほしい」と同委員会の藤田健次さん。「もっと国外に関心を持つきっかけになってくれれば」とも。
開催時間は13時10分~16時。