浜松・旭町に11月8日、すし店「鮨場(すしばー)まる」(浜松市中区旭町、TEL 053-454-3022)がオープンした。
落ち着きある空間ですしを提供する同店。店主の丸山仁志さんは浜松の居酒屋で約14年すし職人を経験。以前から自身の店を持ちたいという思いがあり、気に入った物件が見つかったことから開業した。
店舗面積は約8坪。座数はカウンター8席。スタイリッシュな雰囲気にするためデザイナーに店舗デザインを依頼。料理が映えるように店内の色は白を基調とし、なるべく無駄を省いたシンプルなデザインにした。自然で安全な店を意識し、店舗塗装の際にも科学製品の塗料は使わず自然素材の塗料を使うことにこだわったという。
日によって種類は変わるが毎日約15種類のにぎりを用意。マグロやマダイ、クルマエビなどその時々で新鮮な魚介類を魚屋から仕入れる。シャリは玄米と古米を混ぜ合わせたものを使う。「普通は粘り気の少ない古米のみを使うが、玄米を混ぜることで食感と風味が良くなる」と丸山さん。食の安全性を意識し、塩や酢、しょうゆなどの調味料は食品添加物を含まないものを使用する。
メニューには7~8貫のすしが順番に握られる「握り盛り合わせ」(2,600円~)を用意。単品での注文もできる。すし以外にもブリをみそ漬けにして焼いた「ブリのみそ焼き」(800円)や、キンメダイの頭を煮詰めた「キンメダイのかぶと煮」(1,500円)などの一品料理も用意する。
「スタイリッシュでデザイン性のある空間を提供するすし店」と丸山さん。「安心できる食材を提供するので気軽に立ち寄っていただければ」とも。
営業時間は17時~23時。日曜定休。