浜松の家具店で松ぼっくりのツリー作り-親子で体験ワークショップ

ワークショップ中の様子

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 浜松・佐鳴台の家具店「キシル」(浜松市中区佐鳴台、TEL 053-415-8703)で現在、ワークショップ「おやこでつくろう『小さなオーガニックツリー』」が開かれている。

松ぼっくりを使ったクリスマスツリー

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 国内の木材を使った勉強机や棚などの家具を販売する同店。箸作りやペンダント作りなど子どもが楽しめるワークショップを度々開催している。「実際に自分で体験することで木のことをもっと知ってもらいたい」と、身近にある松ぼっくりを使ったクリスマスツリー作りを開くことになった。

 ワークショップでは、ヒノキの台が付いた松ぼっくりに、トウモロコシや小豆などの雑穀のパーツとさまざまな色の羊毛フェルトを飾り付けしてクリスマスツリーを作る。作業開始前に「松ぼっくりは何の木にできるのか」や材料となるパーツを確認しながら「この雑穀の種類は何か」など、スタッフがクイズを交えながら使う素材を説明。その後、各自が容器に入った素材の中から好きな物を取り出し、接着剤で松ぼっくりに付けていく。

子どもが幼い場合は親も手伝いながら作業を進行。最後に黄色いフェルトをはさみで星の形に切り、てっぺんに装飾して完成となる。完成品の大きさは約10センチ。「材料を付けるのが楽しかった」と参加した市内の幼稚園に通う小山結唯さん。同じく市内の幼稚園に通う枝元宥樹君は「最初から最後まで全部が楽しかった」と話す。作業終了後は同店で用意したサンタクロースの衣装を子どもたちが着てツリーを片手に持ち、持参したカメラで記念撮影を行う。

 期間中は毎日行っている同ワークショップ。11月23日に始まり、現時点で100組以上の予約があるという。「残りの枠も50組ほどになってきているので、参加希望の方は早めに連絡いただければ」と店長の岡本朝樹(あさき)さん。予約は電話で受け付けている。

 「身近な小さな素材でも工夫すればすてきな物が作れる」と岡本さん。「作業する楽しさを感じられるワークショップなのでぜひ親子で参加していただきたい」とも。

 開催時間は11時~、13時~、15時~、16時~の4回。所要時間は約30分で1回の定員は4組。対象年齢は1歳~小学校高学年くらい。参加無料。火曜・水曜定休。12月23日まで。

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