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浜松・弁天島海浜公園に浜小屋-地元の魚介類を新鮮な形で提供

浜小屋で提供される蒸しガキ

浜小屋で提供される蒸しガキ

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 浜松・舞阪の弁天島海浜公園に1月10日、蒸しガキなどが食べられる「弁天島浜小屋」が設置される。

ウナギとねぎの串焼き「ねぎまウナギ」

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 園内にあるプールの老朽化が進み来場者が減少傾向にある同園。何とかして同所を盛り上げられないかと考えていた舞阪町観光協会は、地元の食材を使った料理を提供する浜小屋の設置を提案。近隣の漁師や商店に協力を呼び掛け期間限定で浜小屋をオープンすることになった。

 プールに休憩用の大型テント設置し会場を設営。テント内にさらに簡易テント4張を設置し、その中で食事をする形式。数数は36席で、テントの横幕は半透明になっており、浜名湖を眺めながら食事を楽しむことができる。昨年12月1日から予約受け付けを始め、営業開始前の段階で約650人の予約が入り1月分はほぼ埋まっているという。「予約無しでも食べられるが、お昼時は混んで待ち時間もあるので、できれば事前予約していただきたい」と同協会の西山修行さん。

 メニューは舞阪町近隣でとれた魚介類などを使った4品を用意。カキの養殖をしている漁師がテント内に設置された厨房で作る「蒸しガキ」(1個200円)や、遠州灘でとれたシラスを酒の風味が利いたご飯の上にのせた「シラスご飯」(300円)を提供。シラスと三方原産のジャガイモを混ぜて揚げた「シラスコロッケ」(150円)と、浜名湖養魚漁業協同組合が考案したウナギとネギの串焼き「ねぎまウナギ」(200円)も用意する。

 併せて、物販などを行う「弁天島浜小屋市」も展開。カキのむき身やシラスなどの魚介類、地元で収穫された玉ねぎやミカンなどの農作物も販売。地元の漁師によるカキむきの実演なども行う。

 「地元の特産物が気軽に食べられる浜小屋」と西山さん。「このようなイベントを通して舞阪町をもっと盛り上げていけたら」とも。

 営業時間は10時~15時25分。営業日は土曜・日曜・祝日(2月7日は休み)。予約は同協会(TEL 053-592-0757)で受け付ける。3月29日まで。

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