浜松・大平台のカフェ「エスケリータ68」(浜松市西区大平台、TEL 053-485-9968)で3月16日・17日、「世界のCMフェスティバル in HAMAMATSU」が開催される。
浜松初開催となる同イベント。フランス発祥のイベントで世界中の面白いCMを集め上映する。発想力に優れたCMや社会性が高いCMなどさまざまなジャンルの作品を取り扱い、26カ国で毎年開催されている。
日本で始めたのはイベントプロデューサーでフランス人のジャンクリスチャン・ブーヴィエさん。日本に在住しているブーヴィエさんは母国で行っている同イベントを日本人にも見てもらおうと企画。1999年に開催して以来、全国各地で開いている。ブーヴィエさんが好きなバンドもライブを行っていることから、今回、同カフェでの開催を決めた。
上映作品数は150作品。約3時間かけて鑑賞する。作品は各国のCMを何千本も見て、クリエーティブなものや新しさを感じるものなどを基準に選出。「映画のようにクオリティーの高いものもあれば、コストを抑えて制作されたものなどいろいろな作品があり面白い」とブーヴィエさん。15秒のテレビCMやインターネットで放映される3分間の長編CMなど形態もさまざま。ブーヴィエさんのおすすめは、小太りの少年が愛嬌(あいきょう)を振りまいて踊る煎餅のCMや車いすの友人のため、みんなで車いすに乗りバスケットをして最後に一緒にビールを飲む感動的なCMだという。日本人にも分かりやすいよう字幕付きに編集してあり、作品の内容をより深く知ってもらうためブーヴィエさんが解説を加える。
「浜松では初開催なのでどうなるか楽しみ」とブーヴィエさん。「カフェで行うアットホームな雰囲気も感じていただけたら」とも。
19時開演。料金は3,000円(ドリンク代別)。