浜松・馬郡にカレー店「ゴールデンエスビスカレー」(浜松市西区馬郡町、TEL 053-596-2627)が3月16日、オープンした。
同店のオーナーは、エルビスプレスリーに影響を受けた、派手な衣装のロックンロールシンガー「ゴールデンエスビス」さん。市内を中心にアーティスト活動行い、別業態の飲食店も経営している。今回、カレー店をやりたいという昔からの思いが強まり開店を決意。自身のアーティスト名を看板に同店を立ち上げた。
店舗面積は約24坪。席数はカウンター5席、テーブル25席の計30席。店内は、レトロな椅子やテーブル、エルビスプレスリーのポスターなどで60年代のアメリカンな雰囲気を演出する。
メニューは、「エスビスビーフカレー」(850円)、地場産の魚介にこだわった「シーフードカレー」(1,100円)、地場ブランド牛を使った「峯野牛ステーキカレー」(1,780円)など10種類のカレーを提供。ほかにも、サイドメニューでアメリカ南部ニューオリンズを中心としたケイジャン料理に使われるケイジャンスパイスを衣に混ぜ、20分以上かけて揚げたスパイシーな「南部風フライドチキン」(580円)なども用意する。
同店のカレーは昔ながらの汁気の少ないカレー。父が作ってくれたカレーのレシピを基に作り上げたという。「自分にとってカレーといえば父が作ってくれるカレー。一番おいしいと思っているカレーを皆さんに提供したい」とエスビスさん。鶏・豚・牛3種のスープをベースに、野菜とフルーツで甘みを加えている。
カレー提供時には、粗びきの唐辛子とガーリックオイル、ケイジャンスパイスを別皿で添え、味の変化も楽しめるように配慮。ライスは県内産にこだわった米を使い、スッポンの甲羅パウダーと一緒に炊き上げることで、美容や健康にも配慮した。「美容や健康にもこだわることで、女性やカップル、家族連れに喜ばれる店を目指す」という。
「深みのある濃厚な大人の甘口カレーをぜひ試してほしい」とエスビスさん。「エスビスカレーが定着したら定期的にライブイベントも開き、歌って踊れるおいしいカレー屋にしていきたい」とも。
営業時間は11時~15時。17時~22時。火曜定休。