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アクトシティ浜松にすし店 高層階の眺望とともにこだわりの握りを提供

浜松の街を見下ろしながら食事できる店内

浜松の街を見下ろしながら食事できる店内

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 浜松・板屋のホテル「オークラアクトシティホテル浜松」31階に4月1日、すし店「寿し半 和楽」(浜松市中区板屋町、TEL 053-459-0788)がオープンした。

舞阪産もちガツオの握り

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 地元産の素材を使ったすしをメーンに提供する同店。店主の高林秀幸さんは市内で日本料理店を経営しており、以前より同ホテルから館内への出店依頼を受けていた。仕事も落ち着いてきたことから依頼を承諾し、ルームサービスや宴会のすし作りも担当しながら店を開くことにした。

 店舗面積は約12坪。座数は8席。カウンターには無垢(むく)のヒノキを使用し、日本らしさを演出。31階という立地条件から、大きなガラス窓から浜松の街を見下ろしながら食事できるのが特徴。食器にもこだわっており、皿は岐阜県の美濃焼でオリジナルに作った。しょうゆを塗るはけ作りは東京の専門店に依頼した。

 素材は舞阪港をはじめ、静岡や築地などの市場からその時に旬でおいしいものを調達する。「今まで培ってきた人間関係があるからこそ、より新鮮な素材がそろえられている」と高林さん。メニューは「風」(7,000円)、「空」(1万2,000円)、「天」(1万8,000円)の3コースを用意。舞阪港のもちガツオや遠州灘のマダイなど季節に応じて変わる握りを10貫提供。コースの金額に応じて、魚介類を使った椀(わん)料理や三方原産の牛肉や三ヶ日産の豚肉を使った肉料理が付くなど、品数が増える。

 予約限定のコースメニューも用意。「浜松」(1万5,000円)では、握りのほか浜名湖産のウナギを使ったかば焼きやスッポンの椀料理などの一品料理を提供。「若者からお年寄りまでさまざまな客がいるため、会話をしながらその人に合った料理を提供する」と高林さん。完全お任せの「和楽」(2万3,000円)では、季節素材にこだわった会席を用意する。

 「地元の優れた食材のおいしい料理とすしを食べ知ってもらいたい」と高林さん。「記念日など特別な日に利用いただけたら」とも。

 営業時間は11時30分~14時(土曜・日曜・祝日は14時30分まで)、17時30分~21時。

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