天竜浜名湖鉄道、遠州鉄道、JR東海の共同企画で6月1日から、「遠州ぐるっときっぷ」が発売される。
同切符は天竜浜名湖鉄道の全線開通70周年を記念して、同鉄道が遠州鉄道とJR東海に企画提案して実現した。
切符は天竜浜名湖鉄道の東区間と遠州鉄道、掛川~浜松間のJRの普通列車が利用できる「東ルート」と、天竜浜名湖鉄道の西区間と遠州鉄道、新所原~浜松間のJRの普通列車が利用できる「西ルート」の2種類で、乗車日から1日間有効。価格はいずれも、大人=1,500円、子ども=750円。
沿線観光施設とのタイアップにより、乗車当日に指定の施設で乗車券を提示すれば、割引なども受けられる。
天竜浜名湖鉄道 営業課の生熊正志さんは「普段は遠州鉄道さんを利用している人が、これを機会に天浜線を利用してもらうなど、普段使っていない電車を利用して幅広く知っていただければ」と話す。
切符の発売、利用は12月31日まで。