浜松・舞阪の「弁天島海浜公園」で8月22日、浜名湖弁天島花火フェスが開催される。
毎年7月の第1土曜に行われ、浜松では夏の訪れを告げていた「弁天島海開き花火大会」。2013年を最後に50年の歴史に幕を閉じたが、積み重ねた伝統を引き継ぎたいという思いから昨年、「まいさかフェス」を初開催。集客数千人程度の小規模なイベントながらも、花火の打ち上げも行った。今回、浜松の経済団体である「浜松経済クラブ」との共催で、1万人の集客を目標に開催する。
当日は、現代創造美術協会の公募展で最高賞である都知事賞を最年少で受賞した芸術家・山本拓也さんによるライブペイントや、ハワイアンルーツレゲエのパイオニア「Humble Soul(ハンボーソウル)」さんのライブ演奏、地元住民や学生によるステージ、物産ブース、市内の約10店が参加する飲食ブースなどを用意しイベントを盛り上げる。
当日打ち上げる花火は、昨年の倍となる約100発。花火制作と打ち上げは、1952(昭和27)年創業・受賞多数の花火制作会社、三遠煙火(湖西市)が担当する。
「さまざまな催しでイベントを盛り上げていくので多くの人に足を運んでほしい」とイベント実行委員長の廣畑秀明さん。「花火とイベントで浜松の人たちが元気になってくれたら」とも。
開催時間は15時~21時。花火打ち上げは20時から。