三ヶ日インターに物産売店-地元うなぎ店が出店、奥浜名湖の名産品扱う

三ヶ日の名物を看板に掲げた店舗外観

三ヶ日の名物を看板に掲げた店舗外観

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 浜松・三ヶ日町に奥浜名湖の名産品を扱う「勝美センター」(浜松市北区三ヶ日町都筑、TEL 053-526-1036)がオープンして1カ月が過ぎた。オープンは4月28日。

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 店舗面積は約100坪。地元三ケ日町のうなぎ専門店「浜名湖うなぎ処 勝美」の4店舗目としてオープンした同店。昨年末に近隣の土産物店が閉店。「このままでは三ヶ日が廃れてしまうと思い、何とかしたいと思った」と同社専務の尾崎利通さん。同店の場所には喫茶店があったが、同じタイミングで店主の老夫婦が引退することから敷地を譲り受けて新店舗を建設し、オープンにこぎ着けた。

 店内では、三ヶ日名産のミカンやウナギを使った土産物をはじめ、浜松ギョーザや茶、地元の老舗和菓子店「入河屋」、はちみつ農園の「長坂養蜂場」など、三ヶ日ならではの商品も取り扱う。そのほか、同店看板商品の「うなぎ入りやきおにぎり」(5個=500円 10個=1,000円)や、オリジナル商品のウナギの骨を素揚した「うなぎボーン」(500円)も販売。「うなぎボーン」は、最終工程を行う機械を店内に導入し実演販売も行っており、来店客を楽しませる工夫も施す。

 「ここに来れば何かやっていると思ってほしい」と尾崎さん。現在、週末には必ずイベントを実施している。6月5日・6日は引佐町のご当地グルメで、タレをつけないで食べる「伊平餃子」の実演試食販売を予定。その他にも「あおさのみそ汁」「うなぎ入り焼きおにぎり」「沼津港直送の干物」の実演販売も同時に行う。

 「1日平均4,000台~4,500台が三ヶ日インターチェンジを利用するが、インターチェンジ付近は他の土地と比べてとても寂しい。将来的には敷地を広げ、コンビニやコーヒーショップなど、いろいろな店が集まった総合施設にすることで、地元を活性化させるきっかけになれれば」と意欲をみせる。

 営業時間は8時30分~17時。

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