浜松・元城の浜松城公園(浜松市中区元城)で5月28日・29日、浜松産食材にスポットを当てたイベント「浜松パワーフードの祭典 家康楽市 in 浜松出世城」が開かれる。
浜松の料理店や農家などが出店し、食から地元を盛り上げようと開く同イベント。今回で9回目となる。前回は約9万人を集客。今回は10万人集客を目指す。地元浜松の飲食店・農家を中心に、都市間交流として徳川家康にゆかりのある岡崎市や豊田市と、定番イベント「食の三方原合戦」に参加する甲府市の店舗や団体など、約80店がスイーツや農・畜産、出世城マルシェなど11のエリアに分かれ出店する。
会場では、来年のNHK大河ドラマの主人公「井伊直虎」を盛り込み、同日開催する「出世の街浜松 家康公祭り 2016」と連携し、「井伊直虎」にちなんだ商品も販売する。「市と市民が連携し、来年の井伊直虎を盛り上げていけたらと思い、参加店舗に呼び掛けた」と実行委員長の秋元健一さん。
第1回から行っている人気イベント「食の三方原合戦」では、徳川軍と武田軍の三方原合戦にちなみ、甲府からは郷土料理「ほうとう」を、浜松からは地元老舗ソースメーカー「鳥居食品」のソースに漬け込んだ「遠州空揚げ」を各1000食用意し、販売数を競う。ほかにも、浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」や滋賀県彦根市の「ひこにゃん」、岐阜市の「のぶさま。」など15のご当地キャラが参加、イベントを盛り上げる。
「実店舗を持っている店のみが出店している。同イベントで気に入ったら、実店舗にも立ち寄ってほしい。浜松がより盛り上がっていく」と秋元さん。「浜松の魅力をおいしく、楽しく伝えていけたら」とも。
開場時間は9時~16時。雨天決行。