来年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の出演者14人が、東京・渋谷のNHK放送センターで5月26日、発表された。
女性でありながら自らを「直虎」と名乗り、遠江井伊谷(現浜松市北区引佐町)で城主となった「井伊直虎」描く同作品。脚本は、NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」を手掛けた森下佳子さん。
主な出演者は、直虎の父親である井伊直盛役に杉本哲太さん、母親の千賀役に財前直見さん、直虎のいいなずけの井伊直親役に三浦春馬さん、盗賊団の頭の龍雲丸役に柳楽優弥さん、直虎の大叔父で井伊家の菩提寺である龍潭寺の住職南渓(なんけい)和尚役に小林薫さんなど14人。龍潭寺住職の武藤宗甫(そうほ)さんは「南渓和尚は、直虎に教えを説いた師匠的存在。肖像画は、静かなたたずまいの中に厳しい目線が描かれており、小林薫さんはまさにピッタリな役」と話す。
「おんな城主直虎推進協議会」(浜松市中区)の秋元健一さんは「発表された豪華な俳優さんの面々に大興奮。この俳優さんたちが出演するなら大ヒット間違いない。浜松市民一丸となり、井伊直虎を盛り上げていきたい」と意気込む。