浜松・初生に6月11日、中華料理と韓国料理を提供する飲食店「創作中韓料理酒家 我心彩(がしんさい)」(浜松市北区初生町、TEL 053-430-6177)がオープンした。
同店は横井透さんと渋谷望さんの共同経営。2人は同じ小・中学校を通っていた同級生。横井さんは市内のホテルと老舗中華料理店で計6年、豊田市のホテルで約4年の韓国料理のコックをしていた。渋谷さんは市内ホテルで和食をメーンに約14年の経験を持つ。2人は20歳の頃から将来一緒に店を出したいと考えており、30歳になったことで店舗立ち上げを計画。気に入った物件が見つかったためオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約20坪。席数は、カウンター席5席、テーブル席20席の計25席。店内は、子連れの家族客が使いやすいよう小上がり席と、ゆっくり酒を楽しむことのできるカウンターとテーブル席を用意する。「どんなお客さまが来ても楽しんでもらえるように考えた」と横井さん。
メニューは、2種類のトウバンジャンと6種類のスパイスを使った特製調味液と中国産サンショウが味の決め手となる「マーボー豆腐」(990円)、酢豚ような甘みと酸味が特徴のタレがかかった「骨付きスペアリブ」(1,040円)、脂と赤身のバランスが良い国産牛モモ肉を使い、自家製タレをかけ焼き上げる「プルコギ」(2人前=2,500円)など。中華料理と韓国料理のメニューが混在する。ドリンクは、ワインや焼酎、日本酒など料理にあった銘柄を幅広くそろえる。現在は横井さんが調理担当となり、中華料理と韓国料理を提供しているが、将来的には渋谷さんが和食を提供したいと考えているという。
ショッピングセンターのすぐ裏という立地を生かし、買い物帰りに気軽に立ち寄れるようにとの思いからテークアウトも対応。ピリ辛のネギキムチを白菜チヂミで巻いて食べる「白菜チヂミ ネギキムチセット」、鶏のから揚げ「ザンギ 3個」、「豚キムチ炒め」、「豚肉とピーマンの細切り炒め」、「五目チャーハン」の5種類が全て500円でテークアウトできる。
「飲食を通じ、浜松が元気になっていけるように頑張りたい」と横井さん。「1杯だけ気軽に飲みに来られるようなアットホームな空間になっていけたら」と渋谷さんは話す。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~22時30分。日曜定休。