浜松・鍛治町のアクセサリーショップが8月1日、コーヒーが飲める立ち飲みバー「アパラギシェル コーヒースタンドバー」(浜松市中区鍛冶町、TEL 053-523-8828)にリニューアルした。
宮古島の海をテーマにしたアクセサリーショップとして昨年8月にオープンした同店。店主の雪島秀史(ひでふみ)さんは、1年間の店舗運営の中で同店が位置する有楽街の裏通りには、缶詰バー「mr.kanso(ミスターカンソ)」やテキーラにこだわるショットバー「Tequila7(テキーラセブン)」など独特な世界観を持った店があり、客層も有楽街とは異なることに気付いた。自分が好きなコーヒーと客層を考えアルコールメニューを用意し、スタンドバーとしてリニューアルした。
店舗面積は約2坪。席数はカウンター3席。アクセサリー販売は継続し、立ち飲みができるテーブルとスタンディングチェアーを備える。
コーヒーにこだわる同店。用意するコーヒーは、コロンビアがメーンの万人受けを狙った「虎福ブレンド」と、フルーティーな味わいの浅煎りコーヒー「ガーベラブレンド」(以上500円)の2種類。信頼できる店にローストしてほしいという理由から、虎福ブレンドは大阪の業者に、ガーベラブレンドは市内業者に依頼したという。
ほかにも、全国のコーヒー店から常時5種類のコーヒーを取り寄せ、客の依頼に応じて提供する。コーヒーの世界一を決める大会「World Brewers Cup(ワールドブリュワーズカップ)」で今年優勝したバリスタが所属する茨城の老舗コーヒー店「コーヒーファクトリー」のコーヒーも用意する。
アルコールメニューは、雪島さんがリーズナブルでおいしいと感じたワイン(グラス=500円~、ボトル=1,500円~)約5種類とビール、焼酎などを用意する。高級なワインではないが、できるだけおいしく飲んでほしいとの思いからワインセラーを用意。フードメニューは用意しておらず、フード持ち込みが可能だという。
「みんなが気軽に集まり、おいしいコーヒーやお酒を楽しんでもらえたら」と雪島さん。「特徴的な裏通りで客層も特徴的。そのような人たちに喜ばれる店を目指したい」とも。
営業時間は16時~24時。