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浜松・半田山に「じょんだ食堂」 総菜と弁当販売、地域の台所代わりに

赤をテーマカラーにした外観

赤をテーマカラーにした外観

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 浜松・東区に「じょんだ食堂」(浜松市東区半田山、TEL 053-555-1125)がオープンして1カ月がたった。

杉の2枚板を使ったカウンターに惣菜が並ぶ

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 エクステリア施工・リフォームを手掛ける会社に20年間勤めていた夫の松浦英雄さんが独立。2階に松浦さんが事務所を構え、1階に妻の佳澄さんが弁当・総菜を提供する同店を開いた。佳澄さんは2007年に調理師免許を取得し、かねて抱いていた飲食店を営む夢をかなえた。店名の「じょんだ」は山形弁で「上手」を意味する。

 店舗面積は約12.5坪。席数はカウンター8席とテーブル8席。二枚杉を使ったカウンターの上に、3種類の「日替わり弁当」(各600円)や「日替わり丼」(380円)、大鉢に入った約10種類の総菜が並ぶ。総菜は1パック150円で販売。野菜は知り合いの農家から仕入れるなど食の安全性を心掛け、県内では希少な「山形さくらんぼ鶏」など山形県産の食材も取り入れる。ご飯は英雄さんの山形県の実家で栽培したくブランド米「つや姫」を使う。

 前日までの予約で「プレートランチ」(1,000円)も用意。3種類の日替わり弁当の中からメイン料理を1品、好きな総菜を3種類選んでワンプレートに盛り付け、ドリンクとデザートが付く。

 「山形県の食文化を広めたい」と佳澄さん。今後は山形芋煮や玉こんにゃくを使った和食を考案中だという。目の前が半田公園という立地から、親子の休憩スペースにテラス席を整備中。2階の空きスペースでは佳澄さんが長年培ってきた和裁の教室を開くなど、コミュニケーションの場としても展開していきたいという。「じょんだ食堂に行けば手軽においしい料理が食べられると思っていただけるよう、まずは地域に根差した店を目指したい。近所の方たちの台所代わりになれたら」とも。

 営業時間は11時~18時。月曜、火曜定休。

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