浜松・鍛治町に11月11日、ラーメン店「拉麺(ラーメン)しるし 弐 鍛冶町店」(浜松市中区鍛冶町、TEL 053-456-5160)がオープンした。
店主の外山進也さんは、昨年の11月に「遠州濱松 拉麺しるし 半田山店」(東区半田町)をオープン。ラーメン店立ち上げの企画が始まった時点で、街中への出店も計画していた。今回、条件にあった物件が見つかり、2号店としてオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約21坪。席数はカウンター9席、テーブル16席の計25席。カウンター席は厨房(ちゅうぼう)の前に4席、通りに面した窓際に5席と2カ所に分け、女性が一人でも食事しやすいように配慮。内装は「ワンランク上のラーメン店」をコンセプトに和風に統一し、木製のカウンターやテーブル、椅子を用意。照明には籐(とう)製のシェード、壁の色はティーグリーンにして居心地の良い落ちついた空間を演出する。
メニューは「杏仁(あんにん)豆腐」(230円)を除き、豚骨スープと鶏ガラスープを合わせた京都ラーメンがベースの半田山店とは全く異なる。魚介と鶏ガラをベースにした「醤油(しょうゆ)ラーメン」や魚介ベースであっさりとした味わいの「塩ラーメン」(以上690円)、濃いめのスープに合うように少し硬めの麺を使った「醤油とんこつラーメン」(740円)、夜と土曜・日曜のみ提供する「濃厚魚介つけ麺」(並=800円、大盛り=900円、特盛り=1,000円)などを用意する。
サイドメニューには「唐揚げ」(2個=260円、3個=390円)も並ぶ。半田山店とは異なりカレースパイスを混ぜた衣で、サイズは一回り大きくしているという。半田山店のもも肉を煮たチャーシューに対し、同店では部位も調理法も変更。バラ肉を使いオーブンで焼いた香ばしい風味の豊かなチャーシューを提供する。街中の立地を考慮して、「生ビール」(500円)、「ハイボール」(400円)をドリンクメニューに加えたという。
「メニューによって使っているスープや麺が異なるので、順番に全メニューを食べていただきたい」と外山さん。「お客さまの求めるものを第一に、幅広いサービスが提供できたら」とも。
営業時間は平日=11時~14時、17時30分~23時(金曜は翌1時まで)、土曜=11時~翌1時、日曜・祝日=11時~21時。月曜定休。