浜松・相生町に1月27日、「ポーランド陶器食器専門店 ポーリッシュ・ポッタリー・ガーデン」(浜松市中区相生町、TEL053-570-1469)がオープンした。
店主の高木佐知子さんは千葉県在住。異文化交流を目的にポーランド大使館へ行った際、お国柄や人柄、センスの良さに魅了されたことをきっかけに、ポーランドに興味を持った。2007年からポーランド陶器食器のネット販売を始めた。展示会などで全国を巡回した際に同市と縁があり、実店舗を持ちたいとオープンにこぎ着けた。
オレンジ色の三角屋根と白壁が映える店舗。店内は藍色をベースに、花や植物、フルーツ柄などをあしらったポーランド陶器を大小ズラリと並べる。メーカーは「カリヒ」「WR」「ミレナ」「WIZA(ウィザ)」など、約6社を取りそろえる。「一定水準を満たした品質と信頼、安定供給ができるメーカーを選んでいる。ポーランド陶器は耐久性に優れているのが特徴」と高木さん。食器洗浄機や電子レンジ、オーブンにもそのまま使えるため、使い勝手が良いという。色柄も豊富でバラエティーに富んでいるのも特徴。各メーカーが提示する数百種類の型からサイズ、色、柄を高木さんが選んで取り寄せるほか、同店オリジナル陶器も用意する。
マグカップなどサイズの小さい商品は2,000円~5,000円台。大きな商品は7,000円から20,000円までの価格帯を設定。「プレゼントにも最適」と高木さん。食器はセットで同デザインが一般的だが、ポーランド陶器は同デザインでなくても統一感が生まれるため、コレクトするにも最適だという。また、同店のポーランド陶器はすべてハンドペイント。手仕事の温かみも見て取れる。
「かわいいものを日常で使い、生活に潤いを感じてほしい」と高木さん。「チーズを保管する陶器『チーズレディー』や焼きリンゴ用の『りんごポット』など、陶器の用途から異国の文化を知ることができることも新しい魅力の一つ。ポーランドという魅力ある国に興味を持つきっかけにしていただけたら」とも。
営業時間は11時~17時。火曜・水曜定休。