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浜松・住吉の企業が猫用「マイニャンバーカード」 パロディーでなく実用機能を実装

代表の大槻心平さん

代表の大槻心平さん

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 浜松・住吉のペットシッターサービス会社「ポーミー」(浜松市中区住吉、TEL 053-548-7347)が2月22日、「マイニャンバーカード」の販売を始めた。

マイニャンバーカードの作成例

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 ペットを飼う人が気軽に旅行や外出などができるようにと浜松や磐田でペットシッターサービスを提供している同社。マイナンバーカード発行に伴い、さまざまな情報が入った、飼い猫のためのカードがあったら面白いのではないかと考え、約1年間の試行錯誤を繰り返し、猫の日の2月22日に「マイニャンバーカード」の発売にこぎ着けた。

 発売後3日間で約200枚を売り上げた同カード。単純なパロディーではなく、さまざまな機能が付いている。愛猫の写真や特徴を記載し、自由にカスタマイズも可能。12桁の固有の番号「マイニャンバー」を活用し、ポータルサイトでアレルギーや通院履歴などの情報を管理。愛猫家同士がつながり「猫友」になれるSNS機能を利用。ほかにも迷子探しサポート機能として、無料で簡単に迷子ポスター作成などもできる。売り上げの一部はボランティア団体等へ寄付し、より多くの猫の幸せの実現にも貢献するという。

 飼い主のいない猫が年間に約十数万匹も殺処分されていることを背景に、不幸な猫が増えないようにするため、不妊・去勢手術を受けた目印として、麻酔後に耳の先をカットした「さくらねこ」がキャラクターのモチーフ。耳の先が桜の花びらのような形にカットされているのが特徴。

 代表の大槻心平さんは「今後さらに便利な機能を増やしていきたい。しつけ教室や交流会など各種のイベントも開催できたら」と話す。

 価格は1,580円。オンラインショップで販売する。

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