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浜松商業高校で野菜パウダー入り菓子を開発 地元商店街の朝市でお披露目

ホウレンソウのパウダーを使った洋菓子「ホーリアン」

ホウレンソウのパウダーを使った洋菓子「ホーリアン」

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 浜松・文丘町の浜松商業高校(浜松市中区文丘町、TEL 053-471-3351)の生徒が開発した野菜パウダー入りの洋菓子「フリアン」が3月18日、「サザンクロス朝市」(中区砂山町)で販売される。

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 毎年秋に開催する全国高等学校生徒商業研究発表大会に向けて、マーケティングやプレゼンテーションの学習としてチームを組んで参加していた同校調査研究部。今回、地元の企業や商店街と連携することで、今まで以上に深い研究を行い、地域の活性化にもつながるのではないかとの思いから、野菜パウダー入りの洋菓子「フリアン」を開発した。

 商品名は「ホーリアン」。同校では野球部が活躍していることから「ホームラン」、使用する野菜で栄養価の高い「ホウレンソウ」、洋菓子「フリアン」の3つの言葉を掛け合わせて名付けたという。野菜や果物の粉末加工技術を持つ「浜松ベジタブル」(南区金折町)が手掛けた粉末を使い、遠州地域で複数店舗を持つ菓子店「たこまん」(菊川市上平川)が製品化した。

 約20店が出店する「サザンクロス朝市」で、350個限定で販売を行う。価格は1個130円。10時20分と11時の2回、同校応援団が演舞を披露するほか、商品購入後に配られるチケットで「サザンクロス大抽選会」を開催するなど、さまざまなイベントが予定されている。「ホーリアンを食べながら家族そろって会話を楽しんでほしい。サザンクロス商店街をもっと盛り上げていけたら」と部長の伊藤さん。

 「野菜の栄養が入った菓子なので、小さなお子さんを持つお母さんやお父さんなどに購入していただけたら」と同部顧問の浜田卓幸先生。「生徒たちには、販売を通して物を売る楽しさや難しさ、地域の人々との交流の大切さを学んでほしい」とも。

 開催時間は10時~(売り切れ次第終了)。

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