天竜浜名湖鉄道が2月16日、2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 井伊直虎」のメインビジュアル・ラッピング列車の運行を開始した。
2016年夏ごろにNHKとの打ち合わせから始まった同企画。今年の大河ドラマの主役である柴咲コウさんをメインとし、車体は白と赤のグラデーションでラッピング。「井伊の旗印」と「橘」のデザインを配する。放送開始後にNHKからデザインが提供されたという。
大河ドラマ放送開始に先立ち、2016年10月から運行しているアクションゲーム「戦国BASARA」とのコラボレーションをしたフルラッピング列車「直虎号」と共に好評を得ているという。営業部長の澤井孝光さんは「列車をバックに記念撮影する人が多く、どちらも大人気」と話す。
「全線1日フリー乗車券、遠鉄電車・バス全線1日フリー乗車券、大河ドラマ館入場券、龍潭寺拝観券」がセットになった企画チケット「いいね!直虎1Dayパス」も販売。通常4,340円のところ、2,300円で井伊直虎ゆかりの地をお得に巡ることができる。チケットは同鉄道の有人駅や浜松駅前バスターミナル乗車券センターなどで購入可能。
澤井さんは「ラッピング列車に乗って、大河ドラマ館の最寄り駅・赤備に装飾された気賀駅まで乗車していただき、直虎ゆかりの地を巡ってもらえたら」と話す。
同列車の運行は2017年12月末まで。「いいね!直虎1Dayパス」の販売は2018年1月14日まで。座席数は52席で運行情報はホームページで2週間分を掲載する。