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東名高速道路に「三方原スマートインターチェンジ」 中心市街地からの時間も短縮

開通直前の三方原スマートIC上り入り口

開通直前の三方原スマートIC上り入り口

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 東名高速道路・三方原パーキングエリアに3月18日、「三方原スマートインターチェンジ」が開通する。

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 浜松市や中日本高速道路、国土交通省、そのほかの関係機関などにより構成される「浜松市スマートインターチェンジ地区協議会」が2012年に設立し、同プロジェクトを進めてきた。浜松インターチェンジと浜松西インターチェンジの中間に位置することから、三方原パーキングエリアにスマートインターチェンジの設置が決定。浜松市内の東名高速道路では初のスマートインターチェンジとなる。

 スマートインターチェンジは、ETCを利用している車両限定の通行となり、簡易な料金所の設置と料金徴収員が不要なため、従来のインターチェンジに比べて低コストで導入できるメリットがある。今回は、周辺住宅地や開発地区、中心市街地から高速道路へのアクセス向上、物流効率化による地域産業の発展、大規模災害時の救急・救援・支援活動の迅速化などを目的に設置された。

 これまで、中心市街地から「浜松インターチェンジ」まで約26分だったが、「三方原スマートインターチェンジ」までは約16分と高速道路を利用する際、インターチェンジまでの所要時間が短縮。既存インターチェンジの混雑回避などから利便性の向上も期待しているという。

 「中心市街地から一番近く、周辺には工場、総合病院、陸上競技場などが立地しているので、多くの人に利用していただけたら」と浜松市役所土木部の鳥居靖宜さん。「今後さらにPR活動を市内外含めて行っていきたい」とも。

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