浜松・田町に12月6日、肉バル「熟成肉バル ハママツウッシーナ」(浜松市中区田町、TEL 053-401-0501)がオープンした。
同店は、名古屋を中心に東海地方で展開する熟成肉のフランチャイズ店で静岡では初出店となる。店のすべてを任されている店長のシルバアキオさんは、オーナーの知り合いから熟成肉を扱う店を紹介され、同社の肉を食べて感動したという。浜松でも同社の扱う熟成肉がはやると確信したシルバさん。熟成肉について1カ月半の勉強を経て、準備を進めオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約40坪。カウンター4席、テーブル50席の計54席。コンクリートの天井や黒のアイアンチェアなどインダストリアルな雰囲気を出し、2面がガラス張りの開放感のある店内。スポットライトやフィラメントランプ、ペンダントライトなどさまざま照明器具でもおしゃれな空間を演出し、SNS映えを狙ったブランコ席も用意する。
メニューは熟成肉料理をメインに約50種類をそろえる。柔らかな赤身が特徴の「熟成 ハラミステーキ 100グラム」(980円)や「熟成ヒレステーキ 100グラム」(1,480円)など、オーストラリアやアメリカ産の霜降り熟成肉メニューだけで6種類を用意。2週間以上熟成させることでアミノ酸が増幅し、肉のうまみが増した熟成肉を使う。鉄板で焼き、オーブンに入れた後、寝かせることでうまみをさらに引き出すこだわりの調理法で仕上げるという。ほかにもベーコンとタマネギをじっくり炒めた「ポテトサラダ」(500円)や牛肉を煮込んだだしで作った特製ソースの「ウッシーナサラダ」(950円)なども用意する。
ワインには肉料理によく合うものを厳選し、約20種類を取りそろえる。中でもアメリカ産の「カーニヴォ」(3,800円)は程よいタンニンとスムーズな口当たりで、あらゆる肉との相性が抜群だという。
「子どもから大人まで幅広い世代の人に来てもらいたい。結婚式二次会にも使えるように100インチのプロジェクターを用意し、SNS映えを狙った席も用意するなどさまざまなシチュエーションに対応している」とシルバさん。「元気良く明るい対応で、また来たいと思えるような店作りをしていく。毎月29日は肉の日としてグラスワインを29円で提供するサービスもしているので、ぜひ足を運んでもらいたい」とも。
営業時間は17時~24時。日曜定休。