浜松・元魚町の居酒屋「肴之家(こうのや)」(浜松市中区元魚町、TEL 053-452-7112)が1月11日、リニューアルオープンした。
昨年6月に居酒屋としてオープンした同店。年末に店を任せていたスタッフが辞めることになり、店を閉めるのではなく、オーナーである杉浦健一さん自ら営業しようと考えた。約20年前、精肉店に勤めていた経験のある杉浦さん。肉の良しあしや素材を生かした調理方法が分かることから、周辺にあまり無いホルモン専門店としてリニューアルしようと決意。準備を進めリニューアルオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約13坪。カウンター8席、テーブル8席の計16席。内装はリニューアル前と変わらず和モダンな雰囲気。店の暖簾(のれん)の下には「ホルモン」と「モツ鍋」と書かれた提灯(ちょうちん)をつるす。
メニューは国産牛のホルモン焼き「シマチョウ」「マルチョウ」「小腸」(以上750円)、「ギアラ」「ハツ」「レバー」(以上600円)の6種類をそろえる。メジャーなホルモンをグランドメニューとして提供し、今後は「本日のおすすめ」として希少部位も提供していくという。
軟らかく脂の甘いシマチョウやマルチョウをブレンドした「もつ鍋」(1,200円)も用意。牛骨と鶏からだしをとり、味は「しょうゆ」「しお」「みそ」の3種類から選ぶことができる。具材の豆腐は自家製で、「豆の味が濃くておいしい」と追加注文をする人も多いという。「もつ鍋はしおとみそがよく出て、リピートして食べに来たり、他の味を試したりと、今のシーズンはとても人気が高い」と杉浦さん。ほかにも、「馬刺し赤身」(800円)や「馬刺し霜降り」(1,200円)も取りそろえる。
「ホルモンを味わうなら国産ものがいい。輸入物とは比べ物にならないほどおいしく、脂も甘い」と杉浦さん。「女性にも人気があるので、ぜひもつ鍋を味わってもらいたい」とも。
営業時間は18時~24時。月曜・火曜定休。